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2026/04/04  [PR]
 

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「カカシ先生、あーーん」
「・・・・・・・・・・」
「はい、あーーーーーーん」
「・・・・・・・・・・」
正座をするカカシ先生の足の上にまたがった俺はいつも強要されている行為を迫った。
カカシ先生は顔面蒼白で俺の行為を眺めている。手は律儀に俺の腰へとまわされているので一応意識はあるようだ。
ただ全く口を開ける気配はない。
まあそうだろう。
コレはとても恥ずかしい行為だ。
カカシ先生が口を開きたがらないのもわかる。
なので、俺はカカシ先生の口を無理矢理こじ開けた。
わずかに開いた隙間に卵焼きを押し込んだ。俺はカカシ先生と違って優しいので熱々を放りこんだりしない。
瞬きも忘れて俺を呆然と見るカカシ先生は卵焼きを口に入れられても反応がなかった。
「噛め」
目に力を込め言うと、モソモソと咀嚼をはじめた。
「おいしい?」
聞くとコクコクと頷く。
もちろん俺が作ったのではないが、美味しいのならよかった。
続いて鮭の塩焼きを丸ごと箸で摘んでカカシ先生の口へ押しこんだ。
更にごはん味噌汁漬物と次々と押しこんでいった。
カカシ先生は終止だまってそれを咀嚼していた。
(・・・・・なんでこんな反応ないんだ?)
大人しくされるがままのカカシ先生に俺は釈然としなかった。
はっきり言ってこういうことすればさぞ喜ぶだろうと思っていた。以前に「イルカ先生もやってよ!あーんって!!」と何度も強請られた。
別に喜ばせたいわけじゃないが、反応がないのも面白くない。
なんだよ、実際やったら気色悪かったってことか?
腹が立つのでまだ口の中をモゴモゴさせているカカシ先生の鼻を摘んでやった。
ケケケ、これで息ができまい。
いつまで持つかと思ったが、カカシ先生はすぐに口の中のものを飲みこんでしまい俺はなんのために鼻を摘んでいるのかわからなかった。
手を離すとカカシ先生の鼻が赤くなっている。
ちょっと可哀想に思って、赤くなっている部分に軽く口付けてみた。

ビクゥ!!

瞬間にカカシ先生の体が大きく慄いた。
(嫌だったのかな?)
顔を覗きこむとカカシ先生は目をかっぴらいて俺を凝視している。
「いや、ですか?」
聞くとブンブンと首をふった。
その反応に気をよくし、俺はさらにカカシ先生の鼻や頬で額などに軽く啄ばんだ。
しかしカカシ先生の顔色はみるみると白くなっていく。
赤くなるならまだしも、白くなるってなんだよ、失敬な。
「せんせ、俺、これから任務で・・・・」
蝋人形のようにになったカカシ先生はシドロモドロになりながら必死に言い募る。
「もう、行かれるんですか・・・?」
口の端を舐め上げながら上目遣いで問うと、カカシ先生は眼球だけを動かし俺をみた。
「行かないと・・・」
感情の読めない色違いの眼で俺を見下ろす。
瞬間、ギクリとした。
ほんと、何を考えているんだか。
ため息が洩れた。
たまに、ほんとに極々たまに、カカシ先生はこういう感情のない目で俺を見ることがある。
でもこういう目をするときは俺に近づかず、少し離れたところでボンヤリと俺を眺めていた。
(ガラス玉みたいだ)
間近で見るのは初めてなその目は覗きこむと俺を映し出していた。
カカシ先生の目の中の俺は、思ったよりもずっと情けない顔をしていた。
いつも泣きべそをかいているのはカカシ先生の方だ。
なのに、今は俺のほうが泣きそうな顔をしている。
「行かないでください」
口から出る言葉は、朝から言おうと計画していたものだ。
芝居がかって大げさに言ってやろうと思っていたが、出された声は自分でも驚くほど平淡だった。
これじゃ、嘘だとばれるかな。
せっかく上手く騙したと思ったのに。
カカシ先生が途中から無反応になったのですっかり調子がくるってしまった。
自嘲気味に笑いながら、これ以上自分の情けない顔をカカシ先生の瞳に見たくなくて俯いた。
カカシ先生の胸に額をくっつけていると、ふいに体が浮いた。。
あ、という暇もなく膝から下ろされる。
「ごめん、行かなくちゃ」
カカシ先生は立ちあがり、口布を引き上げた。額当てもいつものように左目を覆い、カカシ先生の表情は完全に右目の深い蒼だけになった。
ますます何考えてるんだかわからない。

ふいに、悔しくて溜まらなくなった。

「行かないで」
もっと困ればいいのに。
俺はあんたの我侭にふりまわされっぱなしで、毎日毎日心身共に疲れ果てて。
なのにあんたは俺の我侭に少し困ったそぶりを見せただけで、後は何も見せてくれない。
俺など何をしても関係ないとでも言いたいのか。
「行かないでくださいっ」
いとも簡単に動きを封じられた。
喋る言葉さえもその目を前に意味をなくした。
悔しくて悔しくて、上から見下ろす男を睨みつけた。
カカシ先生は眉一つ動かさず、

「待ってて」

ポツリと言ったきり、部屋から出てしまった。

 

しばらく畳に座りこんだまま呆然としていた。
バカみたいだ。
結局カカシ先生を困らせることなど出来ず俺が虚しい我侭を言っていただけだった。
「なんだかなあ・・・」
呟いた自分の声をどこか違うところで聞いているようだ。
嫌われでもしたらどうするんだ。
先ほどのカカシ先生の感情のない目が脳裏に焼きついて離れない。
胸が押しつぶされそうな気がした。
ふいに、カカシ先生が我侭を言った後によく「捨てないで!」と叫んでいたことを思い出す。
その時は「何を言っているんだ」と思っていたが、立場が逆転するとカカシ先生が何を必死になっていたのかわかる気がした。
俺とて、今すぐにでもカカシ先生に「捨てないで」と縋りつきたい。
不安なのだ。とても。
言葉にしないとこの嫌な気持ちに取り込まれそうで、けれど言えば言ったで更に不安になるだろうことも目に見えている。
「こんなことしなきゃよかった」
軽い気持ちだったのに、今はとてつもなく気が重い。
どうしようもない脱力感に俺はそのまま畳に横になった。

(続)

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 diary  cm:0  tb:

鳥肌実氏の時局講演会へ行って参りました。という話もあるのですが、とりあえず後にします。

パソコンがようやっと修理から戻って参りました。最初の修理から約40日以上、ようやっと正常な状態に戻してくれたみたいです。ヒャッホー!
これから快適なパソコンライフ、まずは何より気になっていた「初々花耽 HP」の修正をととりあえず勤しみまして、そして兼ねてより計画しておりましたWEBリング様への仮登録を試みました。
・・・緊張します。(何も失敗してなければいいのだけれど)
今更になって、こんな小説の数で図々しかないか(本当に)とか、それよりちゃんとカカイルになってるだろうかとか、もしくは文章になってないんじゃないかとか、心配ごとが沸々と。
ヒィ~!
もう何が何だか、・・・ごめんなさい。
これから頑張ります(決意表明)。

 

続きまして、ただの日記です。


「イルカ先生」
既にいつもの起床時間をとっくに過ぎている。
それでもまだ布団から出ない俺にカカシ先生はオズオズと声をかけてきた。
「どうしたの?具合悪いの?」
遠慮がちに布団の裾を捲ってくる。
「・・・まぶし・・・」
朝の容赦ない光に眉を顰めてしまった。
起きているつもりだったがまだ半分眠りの中に居たようだ。
うっすらと目をあけるとカカシ先生が心配そうに覗きこんでいた。
「ごめんね、昨日無理させすぎた?」
・・・お、男前だな。
見慣れている顔なのに頬が熱くなる。
「どこか痛いとこある?」
言いながら冷たい指先が俺の頬を撫でた。
(ぅわああぁぁぁ、なんだめちゃくちゃドキドキする!!)
カカシ先生の指先の感触に胸がドンドンと高鳴りを打ち始めた。
ど、どうしたんだよ俺。
カカシ先生とはいつもベタベタしてるじゃないか!
何を今更照れているんだ?!
そうじゃないだろ、イルカ!
今日はカカシ先生に我侭言いまくって己を省みて貰うんだろ!
そう自分に言い聞かせながら胸が早鐘を打ったままだ。
うまく声を出せないので俺はカカシ先生の問いに無言で頷いた。
昨日さんざん嬲られた尻が痛い。揺すられまくった腰が痛い。抱きしめられたアバラが痛い。
「ごめん。起きられないくらい痛い?」
「・・・・痛い」
やっと声を出すと、カカシ先生は驚いたような顔を一瞬だけして、ニコっと笑った。
「どうして、笑うんですか?」
俺が痛がっているというのに、笑うなんて不謹慎な。
そう言ってやりたかったがまだ口がうまくまわらない。
カカシ先生はといえばただニコニコ笑っているだけだ。
(・・・・なんだ、余裕だな)
だんだんと腹がたってきたと同時に目が覚めてきた。胸の高鳴りは相変わらずだが顔の火照りは治まった。
そうだ、こんなところで恥らっている場合じゃないのだ。
今日は徹底的にカカシ先生に甘え倒す。
余裕ぶっているが今に見てろよ、ギャフンと言わせてやる。
「カカシ先生、おこして」
布団の中から手を伸ばしてカカシ先生の首に回した。
男の俺がやるには薄ら寒い行為だが、そんなことを気にしていては何も出来ない。
それにカカシ先生はいつもこういう風に俺に甘えてくる。
「イルカ先生、寝ぼけてるの?」
すぐに腰を支えカカシ先生は俺の上体を起してくれた。
頬と頬が触れ合うほど密着した状態で背を労わるように撫でられる。
その心地のよさに素直に体を預けた。
「・・・イルカ、先生?」
「ん?」
「イルカせんせ・・・」
ようやくカカシ先生の声に困惑した色が見え始めた。
既に時計の針は8時を過ぎている。いつもならばアカデミーで朝礼を行っている時間だ。
ちなみに今日俺は前もって有給休暇を申請した。もちろんカカシ先生はそのことを知らない。
しかもカカシ先生にも七班の任務が入っている。
その集合時間は早朝6時、この時点ですでに遅刻だ。
いつも遅刻ばかりをしているカカシ先生だが任務を放棄したことはない。
今日も絶対に行くだろう。っていうか行ってくれなきゃ困る。
そしてカカシ先生が行く際に俺がいつもされるみたいに思いっきりダダを捏ねてやるのだ。
ナルト達には申し訳ないが、これをきっかけにカカシ先生が少しでも反省してくれればそれに越したことはない。
胸の中で手を合わせながら、俺はカカシ先生の出方を待った。
「ごめん、ちょっとヤバ・・・っ!」
「え?」
急に肩を掴まれ引き離された。
何事かとカカシ先生を見上げると頬がうっすらと染まっている。視線も落ちつかない。
(困ってるな・・・・)
ニヤリと頬が緩むのをなんとか堪えた。
カカシ先生が困っている。
いつもは自分勝手に俺を振りまわす男が今は困っている。
その姿に勇気づけられ俺はカカシ先生へとにじり寄った。カカシ先生は僅かに後へと下がった。
「あの、今日アカデミーは・・・」
「行かない」
「行かないって、でも」
「いいんです。それよりカカシ先生、俺、お腹すきました」
とりあえず首を傾げてみると、カカシ先生は顔を真っ赤にしてたちあがった。
「すぐに、用意しま・・・」
「待って!」
台所へと向おうとしたカカシ先生の腰になんとか抱きついて動きを止めた。
(セーフ!もうちょっとで逃げられるところだった)
「離れないでください。淋しいです」
同じ家の中で淋しいもクソもあるかと自分に突っ込んでみるが、これも計画のうち。
それに、カカシ先生が離れた途端に淋しさを感じたのも確かだった。
(・・・なんか、変だな、俺)
ほんとは、カカシ先生のように甘える自信などなかった。
カカシ先生の行動は見ているだけでも恥ずかしく俺はいつも動揺してしまうのに、それを自分がするなどと考えるだけで寒気がした。
しかし、案ずるより産むが安し、か。
思ったよりもカカシ先生に甘える行為に抵抗を感じない。
「側に、居てください」
「・・・でも、それじゃご飯つくれないよ」
カカシ先生の顔は見えないが、体からはっきりと動揺が伝わってくる。
「ご飯は作ってください。でも離れたら駄目です」
「イルカせんせい・・・、ごめんね、ちょっと待っててね」
一度俺の手を握りカカシ先生は俺の腕を解いた。
(おもしろくねぇなぁ)
そのソツのない行為にムっとしてしまう。
俺は上忍のバカ力で抱きしめられると解けないっていうのに。この男はいとも簡単に俺の腕を引き剥がした。
「・・・ばーか」
台所へと消えた背中が憎らしい。
俺はすぐさま毛布をひっかぶりその後を追った。

(続)


目を覚ますとまだ辺りは薄暗かった。
そっと体を起こすと途端に布団の中から長い腕がのびてくる。
その腕に巻き取られるように布団の中に引きずり込まれながら、そっと声をかけてみた。
「カカシ先生?」
反応はない。
熟睡しているみたいだ。
無意識であろうカカシ先生の行動に知らず笑みが洩れる。
(愛されてるなあ)
付き合いはじめてかれこれ3ヶ月になるか、カカシ先生は最初と変わらずむしろ最初よりも熱烈に俺に情熱を捧げてくる。
誰かにここまで好かれるのはもちろん初めてなので戸惑いもするが、悪くない。嬉しいとすら思う。
(だけどなあ・・・)
正直言って困っているのが現状だった。
はたけカカシは非常に我侭な男なのだ。
同僚や生徒達にすら嫉妬し俺を束縛したがる。仕事以外で同僚と飲みに行くなど言語同断。ちょっとでも帰りが遅くなると異常な程
心配する(というか迎えにくる)。思い込みが激しく我が道をつっぱしるくせに繊細。
それに加えて、暇さえあればセックスを求めてくる。
しかもちょっとでも拒絶すれば逆ギレを起されそれこそ夜も眠らせて貰えない。
恋人同士の可愛い我侭どころの騒ぎではないのだ。
カカシ先生には、そういう行為を止めて欲しいと注意するが、まったく聞く耳もっちゃいない。
「はい」と良い子の返事だけはしといて2秒もたてばすぐにまとわりついてくる。
子供みたいな人だからと自分に言い聞かせても、上忍の力は持っているんだから厄介だ。
口で言っても駄目。言い過ぎたら逆ギレを起される。だからと言って力ずくでどうこう出きる相手ではない。
俺は日々疲れ果てていた。

そんな時偶然目にしたのがあの親子喧嘩だ。

娘の我侭を父親は実にうまく制していた。

目には目を、歯には歯を。
我侭には我侭を。

「試してみるか」
カカシ先生の日頃の我侭にどれだけ被害を被っているかカカシ先生自身に経験させてやろう。
好きだからこそ、カカシ先生に我侭を言われるのが辛い。
無理をしてでも叶えてあげたくなってしまうのだ。
しかし叶えるにも限界がある。
朝出勤する度に足元に縋りつかれて「行かないで!」と叫ぶカカシ先生を置いて家を出るのは実は断腸の思いなのだ。
「見てろよ」
隣で幸せそうに眠るこの男、俺が我侭放題したらどのような反応をするだろうか。


(続)

 diary  cm:0  tb:

ブログならば宣伝なしでもお客様が!!!!
なーんて思ってしまった私の思考には回路がなさそうです。もう直線、しかも短い。
脊髄反射だけで生きてるんじゃないかと疑います。脳味噌用無しじゃないのさ。
カウンターを回すのが自分だけって言うのも虚しいものですね。
でもまあいいか。最初だし。ブログだし。(悲しいことに中身ないし・・・)
これから間違って足を踏み入れてしまった方を引きとめるべく、ブログの充実を頑張ります。具体的に何をしていいかは見当つきませんが、このように無駄に文字を打つのも一つの手かもしれません。

張りきって始めましたブログ連載「honey,honey,honey!!!」、話の内容は大まかに決まっていたのですが、題名が決まらずで・・・、メモ帖に下書きをしているそのファイル名が「目〇花〇」(〇の中には幼児語で言ううんこの漢字が入ります)。花はあえて花で。だってこれが鼻だったらもうバカすぎる・・・。乙女思考の私があがいてみました。けれど下品感はぬぐいきれず、さすがに題名は変えなければとブログにあげる前に必死こいて考えてみました。正直言うと、意味は全然ありません。ただ、カカシ先生とイルカ先生に、互いに互いを「honey」と甘く言わせてみたかった、それだけです。なので中身と題のギャップがあるかもしれません。違和感があっても流していただけるとあり難いです。
嗚呼どうすれば、ズバっとスキっと的確な題名をつけることができるんだろう。
題は本当に書き手さんのセンスが問われますね。そしてそのセンスの良い人がなんと多いことか・・・。
カカイル小説書きさんの凄さを再確認です。


いつものアカデミーからの帰り道、夕飯の買い物に寄った商店街で俺はそれを偶然目にした。

「パパのわからずや!ピアスのどこが悪いっていうのよ!!」
「悪いものは悪い」
「友達みんなしてるもの!私だけ仲間外れだわ!!」
「そんなことぐらいで仲間外れにするような友達は友達じゃない」
「も~~~~~っ、そういうことじゃない~~~~!とにかく!いいでしょ!ピアスしたって!!」
「駄目だ」

混み合う夕暮れ時の商店街を、親子と思われる中年の男とまだ年端もいかない若い娘が早足大声をあげながら通り過ぎていく。
肩で風を切るように歩く二人に、通りの者は皆道をあけ興味ありげに二人の言動を見守っていた。
よくある親子喧嘩だろう。
娘がピアスをするのに父親は反対しているようだ。
なるほど父親は見るからに頑固親父というような風貌で、娘の言い分に聞き耳持たないという所か。
「パパのバカ!もう勝手にするから!!」
娘は更に大きな声をあげ足を止めた。
丁度俺の斜め前くらいだったので娘の表情までよく見えた。
娘の言い様に父親の足も止まる。
「そうか」
振りかえりながら父親はグっと娘を睨んだ。大きな声ではなかったがとても迫力がある。
野次馬連中も皆その父親の迫力に何事かと押し黙った。
娘の方はといえば慣れているのか父親の迫力にもめげずツンとそっぽを向いていた。
しかし、次の父親の一言で娘は愕然とした。

「おまえがピアスをするのなら、俺もする」

は?

娘共々野次馬連中皆ポカ――ンとしてしまった。

「おまえと同じようなピアスをしよう。おまえは花を模った大ぶりのピアスをするのだと言っていたな。俺もそれをつける」

は?この頑固親父がお花のピアス?


それはキツイなぁ・・・・・。


この父親を見て思うことは野次馬連中皆一緒だろう。
案の定娘は泣きべそをかきはじめた。
「やぁだぁ~~~~~!!!も~~~~!!!」
「ほら、帰るぞ」
「パパのばかぁ!!」
「うるさい、さっさと来い」
父親はしてやったりという表情で歩き始めた。娘もその跡をグズグズ言いながらついて行く。
この勝負、父親に軍配があがったのは明かだ。
俺は二人の後ろ姿を呆然と見送った。

「これだ・・・・!」

今の二人のやり取りは俺にとって天啓のようなものだった。


「イルカせんせ、あーーん」
「カカシ先生、あの、自分で食べれますから」
「いけず言わないで、はい、あ~~ん」
あぐらをかいた俺の上に当り前のように横抱きに乗っかるこの男、嬉しそうにニコニコ笑いながら俺に熱々の大根を箸でつまんでさしだしている。
間違っても食事をするような状態ではない。
しかも赤ん坊じゃあるまいしなぜ食べさせてもらわなければならないのだ。
意地で口を閉じていると、カカシ先生は構わずグリグリと大根を俺の口へと押しつけた。
「ぅお、あっちぃ!!」
大根のあまりの熱さに乗っかるカカシ先生を横へふっとばしてしまった。

ドゴォ!

鈍い音がしてカカシ先生がアパートの薄い壁に激突する。
あ、やべえ。
やりすぎたかなと思ったが、俺の唇も火傷しているだろうのでお互い様だ。
「・・・イルカせんせい」
「なんですか?カカシ先生も早く食べなきゃ飯さめますよ」
チラリと見やるとカカシ先生は今にも泣き出さんばかりに顔を歪めて俺に突進してきた。
(ギャ!!)
「ヒドイヒドイヒドイ!あんたどうしてそんなにヒドイの!飯じゃなくて冷めてるのはイルカ先生の俺への愛情だよ!そーだ!
 きっとそうなんだ!もう俺のことなんか嫌いなんだ!!」
避ける暇もなく突進してきたカカシ先生にそのまま押し倒されてしまった。
カカシ先生は俺の胸に顔を埋めてヒステリックに喚き出す。
毎度のことだが上忍の腕力でギュ―ギュ―と体を締めつけられなおかつあの剛毛でグリグリと胸を擦られるのでたまったもんじゃない。
痛すぎる。
「はなして、くださ・・・」
身をよじると拘束はもっと強くなった。
「ッ!!!!逃げるの?!どうして?!そんなに俺のことが嫌い?!」
いや、嫌いとかの問題じゃない。
カカシ先生のことは好きだ。嫌いなんてことは絶対ない。
けれど好きだからと言ってなんでも受け入れられるわけではない。
「イルカ先生のバカバカバカ!!」
カカシ先生は声に合わせて俺の胸を拳で叩いてきた。
(・・・死ぬ)
このままじゃ肋骨折れてそれが肺に突き刺さって死ぬ。
「やめろ・・・っ!!」
なんとか押しのけると、カカシ先生は真っ白な顔をして俺を凝視していた。
元から顔色がよくないので今はまるで死人のようだ。
「・・・やっぱり、俺のことなんか嫌いなんだ・・・・」
「・・・だから!」
好きだと続けようとしたが、また押し倒されてしまった。
今度は両手を人括りに頭上で拘束され、ロクな抵抗が出来ない。
「誰か他に好きな人ができたの?俺はもう用済み?」
違うと言いかけた口はあえなくカカシ先生によって塞がれた。
「・・・ぅ、ぐっ」
「駄目だよ、絶対駄目。許さないからね。あんたを他の男になんてやらない。他の男にやるくらいならあんたを殺して俺も死んでやる!」
そんなおっかない台詞を吐きながらカカシ先生の顔は涙でグチャグチャだった。
「こんなに好きなのに、愛してるのに!ああもう好き!!」
好き好き言いながらカカシ先生は俺の体をまさぐり出した。
(今日もか・・・)
胸元で揺れ動く銀色の髪を見ながら俺は観念して体の力を抜いた。

(続)

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最近使っていたパソコンを現在修理に出しているのですが、9月下旬からもう2度目になります。1ヶ月前普通に壊れて修理に出して、3週間たってやっと戻ってきたと思ったら翌日また動かなくなって修理へ、もう面倒だわ腹が立つわで血圧あがりまくりです。さすがに1ヶ月PCがないのは困るので(だってサイト立ち上げたばっかりなのに)、2年ほど前まで使っていた半分壊れたノートパソコンを押し入れから出して使っています。ウィンドウを3個以上開くと動作が鈍くなりすぐにフリーズする困ったちゃんですが、長い間使っていたこともあり愛着だけはあります。2代目パソが戻ってくるまでは束の間の逢瀬を楽しむのも一興かもしれません。

前置きが長くなりました。こんばんは。
上のような経緯もあり、半ばヤケッパチでブログをたちあげた動物占いではチーターな私です。
サイトは立ち上げたものの作りかけも同然で、よくよく見れば私はHNすらきちんと記していませんでした。初代パソコンを押し入れから引っ張り出すまでは、作ったばかりのサイトが気になって気になって・・・、せっかくお客様が見えられてもきちんと対応できない、どうしよう?!みたいな心配をしていたのですが、何のことはありません。見事に来訪者ゼロです。こんなことならカウンターなんてつけるんじゃなかった・・・虚しいやら恥ずかしいやらでまたも血圧あがりまくりです。
残念なことに私はカカイル友達・・・どころか知り合いすら居らず、そうえいば同人に通じるような知り合いも居ません。冷静に考えてみれば、作ったばかりの天涯孤独サイトに誰かが訪れることなどあるはずがありません。何かしらの繋がりが必要でした。
でもその繋がりって一体何・・・?
知り合いの居ない私は当然リンクを頼めるサイト様などありません。ここはやはりWEBリンクへ登録などでしょうか。けれど小心者の私はそれもまた気がひけてしまいます。カカイルを楽しまれる方達が間違って私のサイトを覗いてしまい不愉快な思いになってしまわれたら・・・・、などと考えてしまいます。もう見て欲しいのか欲しくないのか、色々と錯乱しています。正直見てはいただきたいのですが、反応は怖い、こんな感じです。
ですのでこのブログもとりあえず初めてみたのはいいですが、誰も来ないだろうと高を括っていた節があります。(だってサイト同様に何も繋がりはない)
けれど、僅かにカウンターが回っているではありませんか。おったまげました。
知り合いのいない私にとってこれはまさに一条の光・・・!!
あまりに嬉しいので、ブログの方でも細々と小説を書いていこうかなと思います。
うっかりここに足を踏み入れてしまい、あまつさえここまで読んでくださった方へ、この後もまだお時間があるようでしたら、以後細々とブログにて連載させる小説を読んでいただければ幸いです。

 diary  cm:0  tb:

はじめまして。
1年ほど前から急激にカカイルに嵌った地方在住OL(牡羊座)です。
同人、やおい、オタク、腐女子等々、巷に溢れるこれらの用語にあまり関係せずこれまで生きてまいりました。
幼い頃より「りぼ●」の洗礼を受け、少女漫画に傾倒すること早1●年・・・、少年漫画・青年漫画の類いを見なかったとは言いませんが、見るものといえば大流行した漫画が大部分です。例えば「うしおととら 著/藤田和日朗」や、「ベルセルク @三浦健太郎」、はたまた手塚作品、松本零二作品、松本大洋作品・・・etc。
残念ながら「りぼ●」の洗礼を受けたと言いながら、同じ出版社の少年誌にはほとんど手が出ませんでした。
さすがに「すごいよ!マ●ルさん!!」には心を奪われましたが、ギャグ漫画は基本的に講●社が好みです。(「激烈バカ」は最高でした)
なのに、何故か突然、カカイル。
少●ジャンプで絶賛連載中の忍者漫画に出てくる登場人物(結構いい年こいてる)が頬を染め合ったり果ては乳繰りあったりしているこの二次創作作品に、胸をズキュンと打ち抜かれました。
最初に申した通り、私は少女漫画の洗礼を受けているせいか、乙女思考を持っております。夢物語が好きなのです。いい男は一生独身で居て欲しい、口にこそ出せませんが、漠然とそんな思いを抱いたままこの年になってしまいました。
二次創作というのは、そんな乙女思考の楽園、特にホモは素晴らしく現実を感じさせずトリップすらのにもってこいです。
美しい登場人物、ぶっとんだ個性、秀でた頭脳・・・・あぁ好き!!
そんな大好きな登場人物に、例え妄想といえど女が出来るなんで許せない、でも男ならいいや。
そう思ってしまうのです。それが乙女の性じゃないでしょうか。
ちなみに世間溢れる二次創作ホモの中でもカカイルにこんなにも惹かれてしまうのは、やはりカカシ先生という登場人物があまりにも隙があるからでしょう。外見から、「どーぞ妄想くださいませ!」と言っているようなものです。そして妄想した結果、とんでもなく素敵にカッコイイ王子様を見出すことができるのです。
また、カカイル作品における質は目をひん剥くほど高い気がします。1作品を読む毎に虜になってしまうのです。私も20代半ば・・・そろそろ人生の展望をはっきり持たなくてはという時期に、妄想世界を無限に広げてしまうことになるとは。その妄想世界を身の内に留めるこすら出来ず、HP「初々花耽 カカイル小説サイト」まで四苦八苦して作ってしまいました。間抜けなことにそのHPを本格OPENさせようとした矢先にパソコンがクラッシュ→修理の旅へ・・・。そして、今現在、私は溢れるようなカカイル熱に身悶えるような思いでこのブログ作成に至っている次第です。

初めての記事にもかかわらず、結構な長文になってしまいましたが、これからどうぞよろしくお願いいたします。




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