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2026/04/02  [PR]
 

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 diary  cm:0  tb:

土曜日はやっぱり歯医者です。
またあの悶絶するような痛みを味あうのか・・・とかなり凹んで目覚める土曜日の朝。芋たこなんきんの総集編を見ながらの朝食、ああ、なんで私こんなに早起き(休日の割りには)してるのかしら?!太陽のバカ野郎!呑気に東から上ってきてんじゃないわよ!
まあそんなクサクサした気持ちで歯医者へ行ったわけですが、今日はしこたま麻酔打たれました。その麻酔の痛いこと痛いこと・・・。麻酔の痛さなんてその後の激痛に比べれば屁だと油断している私をあざ笑うかのような今日の麻酔の痛さ。歯医者さん曰く「今日の治療はかなり痛いからね~」。それでこんなに念入りな麻酔を・・・。麻酔の効きにくい体質の私はもちろんビビりまくりです。けれど、今日はちゃんと麻酔が効いてました。歯茎を掃除とか言ってゴリゴリ歯茎削ってたっぽいですが、全然痛くないのです!キャー、痛くない治療って素敵☆麻酔万歳!!張りきって大口開けておりました。が、途中からやっぱり痛い。麻酔切れるの早すぎです。顔に被せられたタオルの下でさめざめと涙を流す私は九州生まれの末っ子(全然関係ない)でした。
歯医者が終わった後は美容院へ。
黒髪ストレートの髪をとりあえず変えたくて久しぶりに行って参りました。本当に久しぶりです、今年の初めにボブにして以来だから約10ヶ月ぐらいでしょうか?女として結構最低です。普通は最低でも三ヶ月に一遍は行くんですって。んまあ!(驚)
特にしたい髪型はなかったので適当にパーマとカラーをお願いしました。そうしたらば、時間のかかることかかること・・・!1時に美容院へ入り出たのが6時半過ぎです。こんなに美容院って時間かかったっけ?久しぶりなので覚えてませんが。とりあえず、パーマで三時間、カラーで三時間、きっちりかかったようです。そういえば昔からパーマはかかりにくかった、そしてすぐ落ちる。カラーも同じく、しかも前回黒髪に染めてたせいでますます色がうまく入らない。結局は思ったよりもずっと深いこげ茶色になりました。本当は栗色にしたかったのに。でもまあいいか。秋だし。もうすぐ冬だし。
この後買い物に行く予定でしたがずっと座りっぱなで尻が強張っていたので断念。
融通の利かない髪の毛のせいで無駄に時間をくっちまったい。
まったく、麻酔は効かないわパーマはかからないわカラーは入らないわ、自分の因果な体質を思い知らされました。

※honey,honey,honey!!!完結しました!
 
お時間のある方はどうぞご覧くださいませ。
 ブログ連載は新しいものを始めるか考え中です。う~ん(悩)。

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「俺は、カカシ先生が好きです」
逃れられないカカシ先生の腕の中で叫んだ。
カカシ先生の体が強張る。
「ちゃんと好きです。誰よりも、ナルトよりも、ずっとずっと大切に想ってます」
言いながら、ああ俺ほんとに「好き」ってちゃんと言ったことなかったんだとわかった。
カカシ先生から体を少し離し、正面から顔を覗いた。
「ずっと言わなくてごめんなさい。でもあんたも悪いんですよ。俺の気持ち聞く前に自分ばっかり突っ走ってしまうから」
言いながら、だんだんと照れてきた。
赤くなりながらも、今ちゃんと伝えないと駄目だというのはわかった。
じゃないとまたこの男は自分の考えに沈んでしまう。
カカシ先生は目を開いて俺を見ていた。
(写輪眼まるだし)
そういえば、この部屋に飛び込んできた時からこの男は額宛をずらし両目を露にしていた。口布を取り払い、肩で呼吸をしていた。
今更ながらどれだけ急いでこの男が自分の元に戻ってきたかがわかった。
「あまり無理をしないでください。あんたが思うよりもずっと、俺はあんたが好きなんですから。何処にも逃げはしません」
ほんとに子供みたいだと思った。
図体ばかりがデカくなってしまった子供。己の力を持て余し、どうしていいかわからず途方に暮れている。
不安ばかりが先走り、検討違いな方向に突っ走ろうとして。
「バカな結界なんて張って。あんたチャクラ切れ起こしたらどうするんです」
「・・・でも」
「心配しました」
「・・・・・・はい」
「もうこんなことはしないでください」
カカシ先生の目が悲しげに揺れた。
「駄目ですか?俺は、あなたを独り占めすることは出来ませんか?」

どうすれば、この男は理解するのだろう。
何を言えば、この男に伝わるのだろう。

あなたの悲観はまるで的を得ないのだ。どうしてわからない。俺はあなたの側に居るというのに。あなたに愛を捧げているというのに。
伝わらないもどかしさに胸が詰まる。

どうして、俺はこの男を安心させてやれないのだろう。
どうして、この男に伝わる言葉を持っていないのだろう。

カカシ先生の指が何度も何度も俺の頬をなぞる。
(何を考えてるんだ)
頬に当てられた手に自分の手を重ねた。
灰色だかった青い瞳が切なげにまたたく。銀色の睫が弱く震えている。
「バカ」
慰めたいはずなのに、口からは正反対の言葉が出てきた。
カカシ先生はそれに頷く。
(あ~~もう!!)
頭を掻き毟りたい気分だ。
苛立ちまぎれにカカシ先生の手を採り引っ張った。
驚く程あっさりと俺の胸に倒れこんでくる。
見た目よりも随分逞しい肩を抱きしめ、さて、どうするかと思案する。

まるで子供みたいな男。けれど、子供でないのは知っている。
この男の見てきた世界、凄惨たる世界を見ているだろうにも関わらず今存在している事実が何よりも男の強さを証明している。
なのに、子供のようなこの一心不乱さはなんだろう。傲慢なまでの一途さを一体何とすればいいのだろう。
子供のような独自の価値観で世界が回る。
自分が世界の中心だといわんばかりに揺ぎ無い心で周りを振り回す。

ああ、そうだ。

振り回されるしかないのだ。

男は笑うと俺は嬉しい。
男が怒ると俺は悲しい。ムカつくが、なんとか宥めようと必死になる。
男が泣くと俺は心配になる。不安になる。切なくなる。

結局、男は何をしても俺は心穏やかではない。

「俺はあなただけのものです」

カカシ先生の肩が小さく揺れる。その動きすら愛しい。
顔をあげさせると、不安げな目に覗き込まれた。けれど、先ほどまでの悲観の色は薄れ、期待の混じった光が灯っている。
胸の奥から何かこみ上げてくる。嬉しさや、安堵。

「俺の言葉を信じてください」

少しでもいい、この男の悲しみを取り除いてやれるなら。

「こんなに・・・あなたに取り乱されている俺を、疑わないでください」

言葉で伝わらないのなら。
一度歯を食いしばり、カカシ先生に唇を贈った。
何度か軽く口付けていると、途中からはっきりと意思を持った手に背中を撫で上げられた。
「・・・嫌じゃないですか?イルカ先生、俺とこういうことするの、嫌じゃない?」
ああ、と。思わず悲観のため息が漏れそうになった。
もしかしたらと思っていたが、この男、俺に触れるのすら実は躊躇っていたのか。だからいつもあんなに強引に持ち込んでいたのか。
「嬉しいです」
男の目を見てはっきり告げると、これ以上にない力で抱きしめられた。


抱き合いながら、好きだと、何度も繰り返した。
途中罵りの言葉も吐いたかもしれない。あなたが居なくて不安だったと。嫌われたのではないかと恐怖したと。どうして一人にしたのかと。
それでも、カカシ先生は嬉々としてその言葉を聞いていた。

 


「イルカ先生、はい、あーん。ねぇったら、あーーん」
(・・・・絶対開けねぇ)
ぐいぐいと口に押し付けてくる卵焼きを入れるもんかと必死で唇を引き結んだ。
カカシ先生はいつもの如く俺の膝の上に乗り上げている(重い)。
「あーーんってしてよ!!」
無視してそっぽを向くとカカシ先生がヒステリックに叫んだ。
「ちょっと口あけてくれるだけでいいのに!!イルカ先生ったら!ほら、あーーーん!!!」
結局、何も変わらなかった。
俺があの親子に学んだ「人の振り見て我が振り直せ」作戦は全く効果がなかった。
それどころか・・・、

(パワーアップしてやがる・・・!)

カカシ先生はそっぽ向いた俺の顎を無理やり戻し、尚且つ無理やりこじ開けようとしている。
以前は無視すると泣きくれていたのに、今は更に挑んでくる。
要するに自信がついたのだろう。
俺の愛を確信したカカシ先生は、これまで以上に我侭になった。
そして俺ときたら・・・・、あの晩に見たカカシ先生の姿に心打たれ、どうもカカシ先生に強く反撃できない。
以前のように膝に乗りあがるカカシ先生を蹴り倒したりできなくなってしまった(可哀相で)。
こじ開けられた口に卵焼きをねじ込まれる。
ムカつきながらもしょうがないから咀嚼した。
「おいしいでしょ?」
カカシ先生がニコっと笑う。

(ああもう可愛いなあ)

どんなことをされても、その笑み一つで許してしまいそうになる。
最近、ふと思うことがある。
もしかすると、俺の好きの気持ちの方が大きいのではないだろうか。
それを嫌だとは思わなかった。むしろ優越感すら感じる。
この男はまだまだまだ理解していない。
俺がどれほどの愛を持っているか。

愛してます。

いつか言うであろう言葉が確かに胸の奥にある。

 

(完)


やけに音が大きく聞こえる。
読んでいた巻物から目を上げると窓の外の月が見えた。
雲の動きが早い。
木々が風に吹かれ大きく戦慄いていた。

ザワリと、耳の奥が揺れる。

(早いな)

風に吹かれるわけでもないのに背中が粟立つような感覚が走った。

(帰ってきたか)

どんなに早くとも今夜中には会えまいと思っていたが、予想が外れた。

ふいに弾かれるような音が響いた。
瞬きもする間もなく部屋にカカシ先生が部屋に飛びこんできた。
肩で息をしながら必死で言葉を紡ごうと口を開く。
「イルカ先生・・・!」
その顔を見て、さっきまでの恐怖が薄らいでいくのがわかった。
どうやら、この人は俺に愛想を尽かしたわけじゃなさそうだ。

「おかえりなさい」

座ったままカカシ先生を見上げた。
カカシ先生は俺の前まで来ると膝を折り、ただ「うん」と頷いた。
まだ息が上がっている。何か言おうとするのに、うまく呼吸が出来ないようだ。何度か言葉を飲み込み、それから焦るような手つきで俺の肩を抱き寄せた。
「また、無茶をして」
「はい」
「子供達は大丈夫ですか?一日で往復出来る距離じゃないでしょう」
「・・・大丈夫です。ちゃんと一緒に里に戻りました」
抱き寄せられてるのでカカシ先生の心臓の音がよく聞こえる。
早い鼓動に、
「無茶をして」
そう言わずにいられなかった。
一層強く抱きしめられる。両腕ごと抱き込まれ俺は身動きが取れない。
「バカ」
「・・・はい」
「あんたはバカです」
「ごめんなさい」

「・・・どうして、こんな結界なんて・・・!」
結界を張ってどうするというのだ。俺を閉じ込めたところで、何になる?
湧き上がる怒りに胸が締め付けられる。
結界を張るのにもチャクラがいる。カカシ先生の張った結界は決して片手間に出来るものじゃない。
ただでさえ体力を消耗する技ばかり持ち、スタミナ不足がちな男なのだ。
それなのに強大な結界を張り、里を離れずっと走っていたのだ。
見ろ、今だってまだ呼吸があがったままだ。鼓動だってちっとも落ち着かない。
「・・・やっと、俺のものだって」
震える声でカカシ先生が呟いた。
俺の肩口に額を乗せ、しがみ付くように俺を抱きしめる腕に力を込めた。
「あなたいつも素っ気ないのに、今日はすごく優しくて、可愛くかったから。俺嬉しくて・・・」
嬉しかったのか?ちっともそんな風には見えなかったが。
「ほんとに嬉しくて、もう無理だって思いました。俺はあなたに捨てられたら生きていけない。あなたに嫌われたら生きる意味がなくなる。前からそうだったけど、あなたは逃げてばっかりだったでしょ。だから、ずっと我慢してた」
「・・・我慢?」
何を?あれだけ好き勝手我侭放題やっといてどこを我慢してたというのだ。
疑問に思うがカカシ先生は本気で自分が我慢していると思っているようだ。
「イルカ先生は俺のことは特別に好きなわけじゃないって。俺にとってあなたは唯一の人だけど、あなたにとって俺はその他大勢の一人だ。だから、どんなにあなたが素っ気なくても、それで我慢しようと思った。側に居られるだけでいい。嫌われてないならそれでいい。あなたを抱けるなら、それだけで充分だと思おうとしました。でもね、イルカ先生」
矢継ぎ早に吐き出される言葉を俺は半ば呆然と聞いていた。
「それは、辛い」
血を吐くように、カカシ先生が「辛い」と言う。
怒りに締め付けられる胸が悲鳴を上げそうになった。目の奥が熱い。怒りに視界が赤く染まる。
何が辛いだ、ここまで俺を束縛しといて!
俺の生活は今やカカシ先生に振り回されっぱなしだ。何処に居ても何をしていてもあんたは俺の側に居るじゃないか!
離れていたって、俺はあんたのことが気になってしょうがないじゃないか!
「あんたは・・・!」
怒りをぶつけたかった。好き勝手に自分の言い分ばかりのこの男に何か言ってやりたかった。
けれどその前に、カカシ先生が急にうっとりとした口調で呟いた。
「でも、今日のイルカ先生すごく可愛かったから。ああ、俺イルカ先生に好きになって貰えたんだってわかった。もう我慢しなくていいってわかった。俺ね、ずっとあなたを独り占めしたかった。ナルトみたいにいつだってあんたに大切に想われたかった。誰の目にも触れないところに閉じ込めてしまいたいって何度も考えて。でもそんなことしたってあなたは俺のものにはならない。あなたに嫌われたら俺は生きていけないから、ずっと我慢してたよ。でも、あなたはやっと俺のこと好きになってくれたでしょ。もう独り占めしてもいいんだってわかって・・・」
ありったけの力でカカシ先生の腕を振り解いた。
不意打ちをくらったカカシ先生は何が起こったかわからないと顔で俺の顔を見つめた。
それから、また手を伸ばしてくる。
逃がしはしないと意思を持って。
「カカシ先生!」
捕まる前に声を張り上げた。
このままカカシ先生の言い分だけ聞いて、はいそーですかで納得出来るか。カカシ先生の手は一瞬躊躇したものの、次の瞬間にはまた強く抱きこまれていた。
「無理だって言ったでしょ」
さっきとは打って変わった低い声で耳元で囁かれる。
チクショウ。まただ。また易々ととっ捕まって、相手の気持ちだけ聞かされて。
俺の方が、絶対辛い。
「放せ・・・!」
涙が出そうになった。
自分を束縛しようとするこの男には、俺の気持ちなどちっとも伝わってなかったのだ。
俺は何も言う暇がないくらい、あんたは自分のことばかりだ。
やっと好きになってくれた、だと?
俺の気持ちなど聞く気など、実は全然なかったくせに。
誰があんたのことをその他大勢の一人だなんて言った?大切に想ってないなど言った?
なんとかカカシ先生の腕から逃れようと暴れた。
「駄目。あなたは俺のものだよ」
「カカシ先生・・・!!」


お願いだから、一人で勝手に思いつめないでください。
そんな辛い顔をしないでください。
悲しい顔をして俺に好きだと言わないでください。

(続)

 diary  cm:0  tb:

『花金』って今でも言うんでしょうか。花の金曜日のことですが・・・。若者には微妙に通じない?こりゃまた失礼!タッハー(額を押さえながらウィンク☆)!
みたいなことをうっかりしてしまいましたが、正直自分が何をしたいのか(書きたいのか)よくわかりません。
相変わらず一抹の虚しさを感じています。秋のせいかもしれません。

先週出た健康診断の結果を見て以来、微妙にダイエットを意識していたら微妙に体重が減りました。ここ数年、増えの一途を辿っていたので本当に嬉しい・・・。なのに。本日仕事が終わって家に戻ったらば鬼のような食欲が・・・!!そういえば仕事中もずっと「鯛焼き・・・鯛焼き食べたい、鯛焼き鯛焼き」とばかり考えていたのもこの食欲の前兆だったのでしょう。もう食べました。食べちゃいました(可愛く)。
雪見大福を手づかみです。冷蔵庫に入っていたヨーグルト三個パックも一気食い。ものの五分もかかりやしない。甘いものを食べた後は当然しょっぱいものが欲しくなります。豚汁を温めながらもう待てなくてお玉で掬って食べる始末。豚はどっちだ?!その後ものりまきやら稲荷寿司やら、そこらへんにあったしっけかけた煎餅やら。漲る食欲が恐い。せっかくの花金に暴食している(孤独)自分が恐い。これもきっと秋のせいですね。

前回の日記で早いうちに小説更新しますとか大嘘ぶっこいてしまい本当に申し訳ございません。
「honey,honey,honey!!!」すら滞ってしまってます。あと一話分くらいですので、せめてこれだけでも早々に更新させていただきます。


・・・これも駄目か)
「・・・ふ・・・、さすがは上忍・・・・」
何度目かの印を切り終え、俺は片膝をついて黄昏た。
『中忍なんかじゃこの結界は解けないよー、バーカバーカ』ってことか?
「ドちくしょう!!」
ヤツアタリ半分に畳返しとしてみたがそれもまた虚しい。
ひっくり返った畳の裏から長年溜まった埃が立ち昇り目の前が霞む。
(ハッ!!!)
人だ!!
埃がはれると窓の外の方で人の声が聞こえた。
慌てて窓へと近寄り表に居る人へ手を振った。
「おーーーーい!!おーーーーーっい!!!」
表の道を母子が仲良く手を繋いで歩いている。
頼むから気づいてくれと必死で手を振っていると、息子の方が顔を上げた。
(助かった・・・・っ!)
こんだけ大声を出しているのにも関らず母親の方は気づきもしない。
どうやら俺の声は外へは一切洩れないようになっているらしかった(外の声は問題なく聞こえるのに)。
さっきから何人か人が通ったが、俺に気づいたのはあの男の子だけだ。
やっぱり子供は感が良いんだな。
感心しながらも必死の形相を作って助けを求める。
男の子は母親の袖を引っ張り俺を指差して何かを告げていた。
母親も俺を見上げる。
「玄関をあけてくださーーーーっい」
身振り手振りを交えなんとか玄関の方へ回ってくれと伝え様としたが・・・、

「バイバーーイ!」

男の子は無邪気にニコニコして俺に手を振った。
母親の方も同じようにニコニコしながら・・・・・。
「違う!そうじゃないんだ!助けてくれ!!」
違う違うと手を振ってもその母子は全く気づかない様子で手を振りながら去っていった。

万策尽きたか・・・・・・。

ガクリと膝を折った。
やるだけのことはやってみた。
窓を破ろうとしたし天袋から出ようともした。巻物をひっくり返して使えそうな術を試した。
けれど全て無駄だった。
助けを呼ぼうにもこの有様だ。
・・・・どうすんだよ・・・・・。
今日はまだいい。幸い有給をとってるし外へ出られなくても問題はない。
食料は困らない程度にはあるし水もガスも電気も使える。
だが、明日からはまたいつも通り仕事があるのだ。
この忌々しい結界を張ったカカシ先生は早くても戻るのは明日の夜だ。
今日は有給で明日は無断欠勤って・・・・、洒落にならねえんだよ!!
有給とてかなり周りからブーイングを受けたのだ。それを頼みこんで半ば無理矢理にもぎ取った休みだというのに。
明日休んだりなんかしたら・・・・・。

同僚達の怒り狂う姿が目に浮かびそうだ。

運よく誰かが怒鳴りこんできてくれればいいが、そんな暇があるくらいならそこまで反感は買わないということだ。
事務方は常に人手不足だった。
「クソ・・・ッ!!」
大体なんで俺がこんな目に会わなきゃならない。
バチか?!バチがあたったのか?!
カカシ先生を困らせてやろうなどと考えてしまったから、なんかこう神様とかお釈迦様とかそういう類いのが怒ったのか?!
(なんなんだよ!ちっとも困ってなかったじゃねーかよ!)
あげくにこの仕打ちだ!!
あ、そうだ、バチも何も、こんなことをしたのははたけカカシ本人だ!!
カカシ先生が怒ったのか?!

・・・・それは、まぁ、あるかもな。

困らせるつもりが怒らせてしまったのか?
俺もカカシ先生にああいう類いの我侭を言われたら怒るが・・・・、

「ここまでしねぇ!!」

しようと思っても出来ない。
けど、出来てもしない。それぐらいの道徳観はある。
大体結界張って何の意味があるっていうんだ。
俺をこんなところに閉じ込めたって、カカシ先生はさっさと仕事に行ったわけだし・・・。

あ。

そういえば、以前、足に縋って駄々を捏ねるカカシ先生を振りきって出勤しようとしたことがあった。
その時カカシ先生はアカデミーの手前まで俺を追ってきた。
俺はブチ切れてその後一週間口をきかなかったのでよく覚えている。
(カカシ先生も俺が追ってくるのが嫌で・・・・?)
だから前持ってそうは出来ないようこんな小賢しい結界など張ったのか?
「そんなに俺は迷惑か?!」
腸が煮えくり返るようだ。
いくら困らせてやろうと思ってもそこまで羞恥を捨てる気はない。というか人間を捨てる気はない。
ムカつく。
全てにムカつく。
カカシ先生が俺がそんな真似をすると思ったことにも、それに予防線をはったのかもしれないことにも。
俺がカカシ先生のすることには結局何一つ逆らえないことにも。
朝、我侭を言った後のカカシ先生の様子を思い出した。
何を考えているか全くわからなかったが、その実、ただ呆れていただけだったのか。
あの目を見た時、捨てないで欲しいと思ってしまった。
突き放されると恐怖した。
恐怖して・・・ああ、そうだよ、悲しくなった。

今も悲しい。

普段は俺の方が威張っている。
カカシ先生も大体は俺の言うことを聞いてくれている。
(なんだかなぁ・・・・)
手のひらで転がされてるだけなのか、結局。
わからなかった。
頭の中がグチャグチャする。
「早く帰って来い」
決して開かない玄関の扉に向って呟いた。
とにかくカカシ先生、あんたが居ないと話にならない。
今はまだ夕刻、明日の夜までたっぷり時間はある。
それまであんたのことだけを考えてやろう。
もしかしたら俺は少し甘え過ぎていたのかもしれない。
あんたが感情をぶつけてくるままにそれに振りまわされて、あんたが俺にとって何なのかよくわからないまま付き合ってきた。
「カカシ先生、俺を見くびらないで頂きたい」
振りまわされながら、あんたを想う気持ちはどんどん溜まっていく一方だった。
溜まった気持ちは吐き出される暇はなく更に溜まっていく。

カカシ先生、あんたのせいもあるんですよ。
俺があんたを愛しく想うのは、あんたの形振り構わない言葉や態度のせいもあるんです。


実際あんたの腹の中はわかりませんが、


積もり積もったこの気持ち、いっそのこと全部あんたにぶちまけてやりましょうか。

 

(続)

2006/11/04  腫れ
 diary  cm:0  tb:

最近土曜日はめっきり歯医者デーになっています。いい歳こいた娘が休日の朝から化粧をして行く先が歯医者。しかもそれしか用事がない。アイタタ。
麻酔が効きにくい体質なのか、歯医者に行く度に悶絶するような痛みを味わいます。表面だけ麻痺った状態で神経を抉られる感じです。思い出すだけで冷や汗が出ます。でも毎度そんな激痛を味あわなければならないのも、元はといえば去年からずっと虫歯を放っておいた自分のせいなわけですが・・・(それがまた憎い)。
ああ、早く歯医者治療が終わって欲しい・・・・!でもなんだかんだであと半年くらいは通わなければならないんじゃ・・・!!歯医者が終わるたびに歯茎が腫れ、効かない痛み止めをガブ飲み、胃痛、・・・ここ一ヶ月はずっとこんな土曜日です。へへへ。

しかしまあ、痛いのはどうしようもないので、三連休中ということもあり、せっせこカカイル文を書いているのですが、・・・現在あまりの痛みに集中力が砕け散り、こうしてブログを書いている次第です。
先週、webリンクに登録させていただいたおかげで、来訪してくださる方がチラホラと・・・w
う・・・嬉しいなぁ~・・・・(ニヤリ)。凄いですね、webリンクって!!!
何度も足を運んでいただけるよう、早々に小説を更新したいと思います。
とりあえず、「honey,honey,honey!!!」をUPしときますので、お暇がある方はご覧くださいませ。


目が覚めるとまだ昼過ぎだった。
何もする気にならずしばらくボーっとしていたがそれも飽きた。
夕飯の支度をするにはまだ早い時間だし、今夜はカカシ先生も帰ってこない。
今日の七班の任務は隣の街へ書簡を送り届けることだった。
ランクはD、危険を伴うことはないが時間がかかる任務だ。隣町と言ってもその道程には山が二つある。
カカシ先生だけならまだしも子供達の足で一日で行って帰れる距離ではない。
早くても戻るのは明日の夜だろう。
(・・・仕事行くか・・・)
一応有給申請はしていたが職場に行けば仕事は山積みだ。
こんな処でボーっとしていてもしょうがない。嫌ばかり考えてしまいそうだ。
「・・・ぃよっと!」
気合を入れ体を起した。急に起きあがったせいで少し頭がクラクラする。
それを振り払い洗面所へ向った。
「うーわ、酷い顔」
鏡の中の自分の顔を見てげんなりした。
最悪だ。
瞼が僅かだが張れあがっている。泣いていたわけじゃあるまいし。
寝過ぎだな、ただの。
(寝過ぎ寝過ぎ)
冷たい水で顔を洗うと少しはスッキリした気がする。
そのまま髪を結わえアンダーに袖を通した。
(・・・洗濯ぐらいすればよかったかな)
洗面台の横にある洗濯籠には結構な量が溜まっていた。
自分一人ではこんなにすぐには溜まらなかったがやはり二人分だと溜まるのも早い。
こんな時間では洗濯をしても干す時間がない。窓の外からは夕方前の濃い光が射しこんでいる。
明日、朝一で洗濯するか。
どうせ今夜もカカシ先生は帰って来ないのだ。
朝はいつもより早く起きることが出来るだろう。
頭の中に『洗濯』と叩きこんで洗面所を出た。
(とりあえずアカデミーの方に行くか)
玄関先でゲートルを巻きながらこれからのアカデミーの予定を考えた。
もうすぐ中間試験が始まるんだよなぁ・・・。
また忙しくなりそうだ。
ナルトが卒業してから少しは仕事も減るかと思ったが何のことはない。
子供達はいつも何やかやにつけて事件を引き起こしてくれた。
(子供達はもう帰ったかな)
平日に子供達の顔を見ないのはやっぱり落ちつかない。なんだか後めたい気持ちにさえなった。
そう思うと急に子供達の顔が見たくなった。
「さ!行くか!」
今なら悪戯小僧達がまだ残っているに違いない。木の葉丸達がまたエビス先生に追い掛け回されたりしているだろう。
少しだけ楽しくなってドアのノブをまわした。

「・・・・・ん?」


はじめ、鍵がかかっているのかと思った。
(なんで回らないんだ?)
俺はドアノブを回したつもりだったが、ピクリとも動いていなかった。
はてな?と思いつつも鍵を見たが特にかかっている様子はない。
それに俺はずっと家の中に居たのだ。鍵をかけた覚えはなかった。
(カカシ先生がかけたのか?)
カカシ先生もこの家の鍵を持ってはいるが、俺が家の中に居るというのにわざわざ鍵をかけたりはしないだろう。
いや、それよりも鍵はかかってないのだから・・・・。
「げえ」
嫌な考えに行き当たった。
このアパートはかなり古い。俺が越してきたときすでに築30年という年代ものだった。
よくこれまで建っていたものだと感心するようなボロい建物だ。
相当建て付けも悪い。
これまで何度か足入れの扉があかなくなったりベランダの扉が完全に閉まらなくなったりと不具合を起していた。
とうとう玄関まで悪くなったか・・・・。
ドアノブを何度か回したり押したり引いたりしてみたが、ビクとしやしない。
朝はそうでもなさそうだったんだけどなぁ。
ま、こういうボロイ家だ。
何かの拍子に急に悪くなったんだろう。
俺は玄関を諦めてベランダの方から出ることにした。
(大家さんに連絡しないとなぁ・・・)
アカデミーに行きがてら寄ってみようか。
「・・・・・ぁあ?」
なんで開かないんだ?
ベランダを扉を開けよと力を込めたが、そこもまた動かなくなっていた。
「ふんっ!!!」
両手にありったけの力を込めたがピクリとも動きやしない。
ここまでガタが来たのか・・・・・?
「おりゃ!!!」
片足を枠にかけ開けようと試みるが・・・・駄目だ、全然動かねえ。
ガタリともいわねぇぞ・・・・。
扉を開けるぐらいでハアハアと息があがってしまいそうになる。
「・・・なんで開かないんだ・・・・?」
一部の隙もなく閉じられた扉に、そこで、俺はやっとおかしいと気づいた。
(どういうことだ・・・・?)
下履きを投げ捨て、台所の窓へと向った。
(クソ!ここもか・・・っ!!)
しかしその窓もまたビクとも動かない。
風呂場の窓も同じだ。
どんなに力を込めても手応えがない。
まるで結界の中にでも閉じ込められているようだ。

・・・・結界・・・・・?

(まさか・・・・っ!!)
背中に冷や汗が走る。
よくよく神経を集中させるとこの部屋全体に微量だがチャクラの流れを感じた。
「・・・俺は、馬鹿か・・・・・」
呆然と呟くしかなかった。

満遍なくこの部屋全体に結界が張られている。
まるで薄い布にピッチリと包まれているようだ。
一度意識すればありありとわかるその存在に歯噛みしたくなる。

なんで気づかなかった?!
ずっとこの部屋に居たというのに!!


いや、・・・・違う、気づくはずがない。
このチャクラを俺は知っている。
いつも側にあるチャクラだ。

「カカシ先生・・・」

あんたの気配はこの部屋には染みついていて、あんたのチャクラは俺にとって日常なんだ。

「馬鹿野郎・・・・」

わけのわからん真似をしやがって。

俺はまるで閉じ込められるようにアパートから出ることが出来なくなっていた。

(続)


初めてメルフォームにコメントをいただきました。
嬉しすぎます。

 diary  cm:0  tb:

10月に会社で健康診断がありまして、その結果を今日いただきました。
私は幼い頃よりどうもコレステロール値が異常です。大きな原因は多分遺伝(投げやり)。だって小学生の頃私は欠食児童だったもの。なのに異常コレステロール。あ、高い方です。(今は欠食児童見る影もありません)
なので、今回も 『どーせ異常値で「要、医者診断」の文字があるんだ、ケ!!でもいいの!ご先祖様から代々受け継がれたこの血は数百年の重みを持って私の全身を駆け巡っているんだもの!●●家ばんざーーい!!!』 ぐらいにはやけっぱちでした。
でも結果は、

通常範囲内

びっくらこきました。
血、他の人と取り違えられたんじゃねーの?と疑います。でも本当にそうだったら嫌だから黙っときます。
今日はいい日だわw
あまりに嬉しかったので、突如健康体に憧れ早速腹筋などを試みてみました。
2・3回やった時点で腹が痙攣を起しだしました。ちょっと恐かったです。

 diary  cm:0  tb:

昨日、歯医者に行った後あまりに処置した部分が疼き、病院で貰った鎮痛剤を飲むも効かず、さらにバファリ●を飲み、ようやく少しは治まった様子。けれど、何か食べると、ジクジク痛い。豆腐食べても痛い。処置したのと反対で食べているのに痛い。もう口の中に何か入れる事に拒否反応を起しています。ほうれん草なんて見るだけで、葉脈が歯と歯の間にはさまり歯茎を圧迫している気がして痛い。なので気を紛らわすためにも、外出を。歯医者に行ったおかげで化粧はしていたので、ここぞとばかりに街へ行ってきました。
秋物適当に流すかと、デパートに入るもウィンドウに映る自分の姿に「ヤベ!歯医者ルック(ジーパンにロンT、しかも素足)のままだった」と気づきスゴスゴと外へ。土曜日の街はお洒落な若者で溢れています。すれ違うだけで敗北感に打ちのめされそうです。けれどこのまま帰るのも癪なので漫画でも買うかとアニメイトへ足を向けました。私の住む町にあるアニメイトはサ●リオビルの2階にあります。1階はサン●オキャラクターショップで2階に行くにはまず1階を通過しなければなりません。ファンシーなキャラクター達を尻目に2階へ・・・。1階では、年齢どころか性別、果ては種別すらわからない者達に溢れているにも関わらず、打って変わって2階ではムチムチの太股、メイド、セーラー服、BL、幼女etcのポスターが。猫ちゃん目当てで来た幼女が間違って2階へ上がってしまったらどうするんだろう、と他人事ながら心配です。サンリ●キャラもアニメイトキャラも何かしらの欲望を背負っているという点では同類なのかもしれませんが・・・。
そんなことを思いつつ、適当に漫画を買って帰りました。
そんな土曜日でした。

どうでもいい話ですが、マ●メロディの黒いバージョンがサンリ●ショップ内で幅をきかせてました。
明らかに目つきが悪いウサギに不信感を持ってしまい検索してみました。
名前が安直すぎちょっぴりがっかりしましたが、好きな食べ物が「らっきょう」。更にがっかりしました。
捻るんならもっと捻って欲しかった。ハロウィン生まれらしく、好きな食べ物「尻子玉」くらい言って欲しかった。

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